Home » 過去イベント » 第7回 SIMULIA Abaqus技術講座オンラインセミナー
SIMULIA Abaqus技術講座は第7回を迎えました。最先端の研究・開発で利用されてきたAbaqusも、コンピュータパワーの飛躍的な向上に合わせて解析対象とする現象や材料は複雑かつ多様になってきています。今回の技術講座では、Abaqusが利用される産業分野も増え、ユーザーは研究者・解析専任者から設計者まで広がりもみせている現状に合わせたテーマを選びました。基調講演ではゴム材料の実験および解析技術研究の第一人者、福井大学 山下先生、そして、複合材をはじめ、さまざまな損傷・破壊解析の研究を行ってこられた、上智大学 長嶋先生にご発表いただきます。また、株式会社アテス 岩根様より、材料DBとして定評のあるTotal Materialの紹介、株式会社大塚商会 成田様より、ゴム試験データから代表SSカーブを算出するEXCELツールの紹介もございます。尚、今回はオンライン開催となりますので、よろしくお願い申しあげます。
開催日 |
2020年11月4日(水) |
時間 |
14:00 - 17:30 |
会場 |
本セミナーはWEBセミナーです。WEBでのご参加になります。 配信環境:Zoomウェビナー 参加方法については後日お送りする受講票(メール)に記載させていただきます。 |
内容 |
14:00~ | ご挨拶 |
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基調講演 14:10~ | 二軸試験によるひずみエネルギー密度関数の実測とそのMoony-Rivlin式やOgden式へのフィッティングの仕方 福井大学 繊維・マテリアル研究センター教授 山下 義裕 様
超弾性CAE解析に必要なひずみエネルギー密度関数を得るにはいまだに実測が必要です。その理由はゴムの配合が複雑化していることも1つの要因です。解析の立場からすれば解析と実測のモデルが一致すればそれで解決できるのであるが、一致しない場合は二軸測定をして最適なひずみエネルギー密度関数のパラメーターを導出する必要があります。二軸測定と一軸測定の違いを説明するとともに、よりよいMoony-Rivlin式やOgden式のパレメーターの算出方法について解説します。 |
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講演 15:15~ | ゴムの各種引張試験のN数測定データから代表S-Sを算出するEXCELツールのご紹介 株式会社大塚商会 CADプロモーション部 解析プロモーション課 成田 裕威 様
ゴムは2軸1様&1軸拘束&単軸引張試験の結果、N数測定データが入手できます。しかし、チャック時に試料も撓み、X軸変位-Y荷重のデータはXが揃わない為平均化も難しいものです。各試験の代表S-Sを作成するEXCELツールを、株式会社CAEソリューションズと株式会社大塚商会の協業で開発しましたのでご紹介します。 |
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講演 15:45~ | ゴム材料の損傷/劣化分析を改善するための材料ワークフローと選択の最適化 株式会社アテス 営業主任 安達 豊秋 様
このセミナーでは、CAE・構造解析ソフトウェアAbaqusへ出力する材料特性データベースをご紹介させていただきます。多様な材料からなるグローバルな空間全体から始める「ブランクキャンバス」アプローチまで、さまざまな出発点での選択とシミュレーションプロセスを支援する材料特性ビッグデータの能力を紹介します。 |
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基調講演 16:30~ | FEMおよびXFEMによるCFRP積層板の準静的押し込み試験解析 上智大学 理工学部教授 長嶋 利夫 様
面外押し込み荷重を受ける炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic: CFRP)積層板の強度評価のために実施した有限要素法(FEM)や拡張有限要素法(XFEM)による損傷進展シミュレーション手法およびその解析結果を紹介します。
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主催 |
株式会社CAEソリューションズ(弊社) |
定員 |
100名様 300名様 ご好評につき、定員を100名から300名へ増員いたしました。 |
参加費 |
無料 |
注意事項 |
講演の進行状況によって、時間が変更になる可能性があることを予めご了承ください。 |
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