Home » 過去イベント » 化学工学会 第47回秋季大会/オープンソースによるCFDと流体解析の最前線
CAEソリューションズは、化学工学会 第47回秋季大会での特別企画「オープンソースによるCFDと流体解析の最前線」の第2部シンポジウム「オープンソースCFDの現状と可能性(仮題)」でポスタープレゼンの実施とカタログ展示をさせていただく予定です。
開催日 |
2015年9月9日(水)- 11(金) |
時間 |
9:30 - 17:00(受付開始:9:10~) ※第1回のみ 10:00開始(受付開始: 9:30~) |
会場 |
北海道大学 工学部(札幌キャンパス)北海道札幌市北区北13条西8丁目  |
内容 |
大会内容 特別シンポジウム部会シンポジウム部会セッション講習会&シンポジウム、ポスターセッション連携企画他
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オープンソースによるCFDと流体解析の最前線 関西支部CFD研究会・本部共催
数値流体力学(Computational Fluid Dynamics:CFD)は各種工学分野において必須のツールとなりつつあります。しかしながらいきなり市販のソフトを導入するのは高価であり、使いこなせるか判らない、どこまで何かできるのか判らない、といった声があるのも現状です。そこで、現場の方々にも気楽に使うことのできるオープンソースソフトウェアが注目を集めております。オープンソースソフトウェアは無料で導入でき、ライセンス数に関係なく大規模な解析も可能、といったメリットがある一方、情報の入手方法や応用可能な範囲がわからない、数値解析自体が全く初めて、ということで体験・導入を踏みとどまられている方が多いかと思います。そこで、今回は化学工学分野の方々に、広くCFDを使っていただけるよう以下の2 つを企画いたしました。
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第一部 [実習]9月8日(火;秋季大会前日) 13:00~17:00、9月9日(水) 10:00~12:00
実習「OpenFOAM入門」
秋季大会前日から一日目午前中に掛けて、現在広く実用的に用いられているオープンソースソフトウェアの「OpenFOAM入門」を行います。ご持参いただいたご自身のノートPCへのOpenFOAMのインストール・環境設定を行い、基本的な例題計算(チュートリアル)を演習し、実習終了後は流体解析をすぐに始められるようにいたします。
第二部 [シンポジウム]9月9日(水) 13:00~14:20[ポスターフラッシュプレゼンテーション] 9月9日(水) 15:40~17:40[ポスター発表] 9月9日(水) 18:00~20:00
シンポジウム「オープンソースCFDの現状と可能性(仮題)」
本シンポジウムでは一般社団法人オープンCAE学会と連携し、OpenFOAMに関する展望講演を、オープンCAE学会会長の今野雅氏をお招きして実施します。本講演では、OpenFOAMを中心としたオープンソースCFDの現状を海外の状況も含めて概説していただき、今後の発展・可能性について議論します。この日の夕方に流体解析に関連するベンダー各社及び団体によるポスター展示発表・交流会を実施します。ここでは、流体解析に関連するサービスやソフトウェア、ハードウェアを手がける企業及び団体が皆様のご要望や質問に答えるべくポスター展示や技術相談を交流会形式で行います。ポスター発表セッション冒頭には、各展示担当者からのポスターフラッシュ発表も予定されています。今回企画いたしました実習、展望講演、ポスター展示・交流会に参加していただくことで、流体解析で何ができるのか・どこまでできるのかを実感していただき、皆様の研究開発や設計に流体解析を取り入れていただきたいと思います。
OpenFOAM: 現状と展望
化学/材料業界におけるOpenFOAMの海外事情
ポスター展示企業一覧フラッシュプレゼンテーション
OpenFOAM(R)を実用化するためのHELYXシステム
CFDエンジニアのための産学連携によるCAEユニバーシティ技術教育
OpenFOAMファンディングプロジェクトと設計プロセスへの展開
ennovaCFD
電解加工のマルチフィジックス解析について
汎用CFDソルバのための高精度なメッシュ生成ツールPointwiseと並列処理で数億メッシュの計算結果を軽快に可視化できるFieldViewのご紹介
cantera と CRUNCH CFD
平成28年度「京」を含むHPCIシステム利用研究課題の募集案内と第3回OpenFOAMワークショップのご紹介
ものづくりの高度化を支援するオープンCAEシステム(DEXCS)の紹介
オープンCAEが築くコミュニティ
粒子法CFDおよび格子法CFDの比較
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流体解析関係者のみならず企業経営的見地からもESIグループOpenCFD社製OpenFOAM®に注目が集まっている。ソフトウェアをツールとして考えるだけでなく、企業資産として考える場合、オープンソースに重要な意味が生まれてくる。また、OpenFOAM®に蓄積されつつある世界最先端の研究成果を共有財産として考えることにより、独自の製品開発ノウハウはそれをベースに構築することができ、シミュレーションで、より安全・安心な製品設計、将来に渡る環境配慮が可能になる。OpenFOAM®の先進性はハードウェア移殖性にも表れている。昨今のクラウドCAE環境にも柔軟に対応でき、いつでも、誰でも、何処でも、シミュレーションによる恩恵を受けることができる。特に高価なソフトウェアパッケージやハードウェアを利用できないが、新しい発想を秘めた若いエンジニアの卵にとって、OpenFOAM®の役割は大きい。 |

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英国engys社製HELYXはOpenFOAM用GUIと改良版snappyHexMeshとソルバ群からなります。オープンソースCFDの課題であったヘルプデスク、サポート体制, GUIと安定したOpenFOAMプログラムを商用版としてご提供できるようになりました。このことによりOpenFOAMを実用的に、且つ、安心してご利用になれます。また、Linux版だけでなく並列計算も完璧にできるWindows版の提供もございます。
大規模並列計算、複雑な流体解析をコストパフォーマンス良く行うための解析環境HELYXは複雑形状に対応可能なメッシャー、共役熱ソルバなどに代表されるような拡張機能をOpenFOAMに追加した、新しいOpenFOAM用GUIです。 |  |
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主催 |
公益社団法人 化学工学会 |
大会ページ |
化学工学会 第47回秋季大会 |
関連製品
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関連製品OpenFOAM
関連製品 HELYX
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