
2015年4月、杏林大学 山口主任教授、東京都市大学 大屋教授、並びにCAEソリューションズは、「心電図波形処理システム及び方法」に関する特許技術を無償公開することにいたしました。

課題心電図波形データから心臓マッサージを適用した成分を除去した心電図波形データを生成することにより、心肺蘇生時における心電図波形を識別する。 解決手段心電図波形データを取得して処理する心電図波形処理システムにおいて、取得された心電図波形データから心電図波形を同定する波形同定部と、波形同定部で同定された心電図波形データに対して心臓マッサージを実施した場合の特徴を含む特徴パターンを選定する特徴選定部と、特徴選定部で選定された特徴パターンを用いて心臓マッサージの成分を推定する生成部と、生成部で推定された心臓マッサージの成分を、取得された心電図波形データから除去する除去部と、を有する。 | ||
共同発明者 | ||
![]() 杏林大学 救急医学教室 高度救命救急センター長 山口芳裕 主任教授 | ![]() 東京都市大学 知識工学部 大屋英稔 教授 | 公開目的 この、新しい技術は、救命救急患者様の命を救うものです。まずは、普及を優先するべきと考え、公開にいたりました。共同発明者の、山口先生、大屋先生、またCAEソリューションズは、心肺蘇生法ガイドライン2010「胸骨圧迫中断は最小にすべき」に準じた技術を活用し、今後も新しい除細動システムの実現に積極的に貢献していきます。 |