2011年度(第15回)消防防災機器開発部門優秀賞受賞
この賞は、消防科学・技術の高度化と消防防災活動の活性化に寄与することを目的として、優秀な消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学に関する論文及び原因調査事例を消防庁長官が表彰する物です。
今回の受賞について、岡井貴之は「これまで努力してきたことが認められ、このような賞をいただいたことを非常にうれしく思っています。これからも機器やシステムの開発によって少しでも社会への貢献を続けていきたい」と語っています。
消防庁長官表彰式は10月21日(火)に東京港区ニッショーホールで行われました。 |  |
テーマ |
心肺蘇生中の心電図解析に基づく抽出波形の早期認知システムの開発および検証 |
概要 |
心肺停止患者に対する蘇生処置である「絶え間ない心臓マッサージ」と「早期の除細動」を両立させるため、心臓マッサージを講じながらも安全かつ確実に除細動適応波形を判断できる、早期認知システムを開発した。また臨床応用及び実用化に向けた検証を行い、その結果、有用性とともに今後の検討課題が明らかになった。現在試作機開発まで完了している。 |
共同研究者 |
山口 芳裕先生(杏林大学)、宮内 洋先生(杏林大学)、大屋 英稔先生(徳島大学)、桐岡 茂(CAEソリューションズ)、岡井 貴之(CAEソリューションズ) |
関連製品 DADiSP