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Signal Processing 信号処理の事例

レーダを用いた呼吸検出アルゴリズムの検討
DADiSP レーダを用いた呼吸検出アルゴリズムの検討
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最近では、生存者探査装置のようにレーダを用いて、人体の微小な動きをとらえ人の存在の検知をするシステムの開発以外に大きな動き自体も認識し検知を行うなど、さまざまなレーダの利用を用いた人の検知システムの開発も進められている。しかし、まだ多くのシステムにおいて、検知は、装置の操作者による識別に頼っている。これは、呼吸の検出だけを対象としても、距離により大きさが異なる上、人の向きにより反射される波形の形状が異なるなど特徴をとらえにくいためである。
一方で、生存者探査装置のように対象を限定したシステムでない限り、人が動いている場合の検知、呼吸のみの検知、さらには心拍の検知などシステムの対象とする現象が多岐にわたることとなる。そこで、筆者らは、一つのシステムで呼吸の検出および体のうごきなどをとらえるための検出アルゴリズムを検討した。

キーワード:呼吸検出/レーダ