お役立ちコンテンツ
通信教育

サイト内検索

Signal Processing 信号処理の事例

エレベータ稼動時の振動データの分析
DADiSP エレベータ稼動時の振動データの分析
  • DADiSP
  • 信号処理

【課題】
エレベーター内での問題は、多くの人々が恐れる問題です。多くの人たちが、エレベーターに乗っていて、安全でないと感じたことがあります。良好に稼動しているエレベーターは、気にもされませんが、正しく稼動していないものは、皆の注目を浴びます。モントゴメリー・エレベーター社のゴーツル氏の仕事は、稼働中のエレベーターの状態を判断し、エレベーターがスムースに、かつ問題にならないように運転できるようにすることです。彼は、小さな問題を調べ、大きな問題にならないようにして緊急事態を防いでいます。

【3次元動作のトレース】
エレベーターに乗ったときの動作(ライド)の解析は、エレベーターが上下の他、前後左右に動くのでむずかしい仕事になります。データを記録する設備は、三次元の記録が必要になります。また、特定の周波数の異音が特定の機械的な問題を示すので、構成されるすべての機械類からの大きな振動スペクトルを拾い上げることが必要になります。

【問題の解決】
ゴーツル氏は、エレベーターの各動作のデータを抽出し、解析するためにDADiSPを使っています。彼は、DADiSPとラップトップのデータ収集システムで、乗った時の(ライド)データを解析しています。また彼は、エレベーターの内部に立っている間に現場のデータを得て、その後、研究所でそれらを解析します。ゴーツル氏は、また『私たちがDADiSPを使用する以前は、手動でデータを解析するようなパッケージ・ソフトを使用していました。そのソフトは、個々の動作を抽出し、解析するのに、手動でデータ・ファイルを編集し、多くのコマンドをタイプする必要がありました』、と言っています。現在は、DADiSPと垂直ライドアナライザーを使用する事により、時間と工数が削減できました。

ユーザー:モントゴメリー・エレベーター
キーワード:振動・衝撃アプリケーション/エレベーターの振動解析