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Eventイベント、セミナー、技術講座

2025.07.16 構造

【オンラインセミナー】第10回SIMULIA Abaqus技術講座

第10回を迎える本年の『SIMULIA Abaqus技術講座』は、近年の数値シミュレ-ションにおけるV&V(Verification and Validation)の重要性に注目するとともに、Abaqusをより効果的・効率的に使っていただくためのセッションを数多くご準備いたしました。

開催日 2025年7月16日(水)
時間 13:00 – 17:10
開催方式 オンライン(ZOOMセミナー)
参加登録URLは、お申込み後にご案内いたします。
参加費 無料
主催 株式会社CAEソリューションズ(弊社)
協賛

ダッソー・システムズ株式会社
株式会社大塚商会

13:00 – 13:55

(基調講演)V&Vと有限要素法の基本特性

近年,注目されているV&Vについて,妥当性確認(Validation)については,数値計算結果の実験等の結果との比較・評価等に対応する部分も多く,理解しやすい.一方,妥当性確認に先んじて行われるべき検証(Verification)については,ユーザレベルでは考える必要がないと捉えられることもあるが,数値計算結果を適切に取り扱うためには,基礎的な事項についての理解は重要であると考える.本講演では,検証の観点から有限要素法の理論背景を概説するとともに,近年開発された数値的な検証技術によって浮き彫りとなった有限要素法の特性を示す.

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講師: 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授 山田貴博 様

 

14:00 – 14:25

Abaqus/CAEと有限要素法

2次元弾性問題を例に、三角形要素と四辺形要素を用いた有限要素法を復習し、要素の種類や要素分割の違いによる理論解との比較を行います。さらに、Abaqus/CAEのコマンドラインインタフェースを用いてPythonによる行列計算などを実行する方法をご紹介します。

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講師: CAEソリューションズ 技術部 富澤

 

 

14:30 – 15:10

Pythonを用いたAbaqus/CAEカスタマイズのはじめ

Abaqus/CAEは、Pythonスクリプトを用いてカスタマイズが可能です.この機能により解析作業の効率化が図れます.本セッションでは、そのための第一歩として必要な知識であるPythonとAbaqus/CAEの関係やカスタマイズのためのPythonスクリプト作成方法、開発のための環境を紹介します。
また、弊社で行っている各種トレーニング、Abaqus/CAEのカスタマイズ、受託解析についてご紹介します。

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講師: CAEソリューションズ 技術部 平澤、梶本

 

 

15:20 – 15:55

1DCAEへのアプローチ① 車両全体におけるブレーキ熱影響の1DCAEアプローチ
— ミクロ現象とマクロ評価をつなぐモデルベース開発 —

本講演では、Dymolaを用いた1DCAEモデルにより、車両挙動におけるブレーキ熱の影響をマクロ視点で評価する手法を紹介します。
摩擦発熱などのミクロな現象をシステム挙動に反映させる方法や、Abaqusとの連携による熱応答の接続可能性にも触れ、効率的なモデルベース開発を提案します。

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講師: ネオリウム・テクノロジー株式会社 営業部 部長 溝口伸雄 様

 

1DCAEへのアプローチ② Abaqusシミュレーションからの近似モデル作成と
1DCAEの連携

AbaqusシミュレーションからIsightを使用して近似モデルを作成し、FMUエクスポートすることで1DCAEと連携することができます。また、FMUを用いたモンテカルロ法によるばらつき評価や最適化のフローをご紹介します。

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講師: CAEソリューションズ 技術部 吉田

 

 

16:05 – 16:35

MODSIMで変わる設計の未来:SIMULIAが提案する革新的アプローチ

製品開発の迅速化や品質向上を可能にするMODSIM(MODeling + SIMulation)を、設計にどのように適用し、効率的かつ高精度な設計を実現するかについて、設計空間から最適形状を生成するジェネレーティブデザインや、モジュールベースの検討、パラメータ最適化などを活用した新たなアプローチを紹介します。

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講師: ダッソー・システムズ株式会社 技術本部
SIMULIA Structures Industry Process Consultant Senior Specialist 門傳徳久 様

 

16:40 – 17:10

Abaqusの非線形解析と収束計算について

Abaqusで非線形解析を行う上でmsgファイルの内容を理解することは重要となります。本セッションでは、簡単な一本のバネを例に、解を手計算で求める場合と数値解析的に求める場合をご紹介し、併せてAbaqusで計算を実施しmsgファイルへどの様に何が記載されているかをご説明します。

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講師: ダッソー・システムズ株式会社 技術本部
SIMULIA Structures Industry Process Consultant Specialist
杉本昌也 様

 

お申し込み条件

※事前申込制(申込期限:7/15 17:00)

※競合および同業他社からの申し込みはお断りさせていただきます。
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