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Unit/CRF

Unit/CRF カスタム応答関数 モジュール

Unit/CRFは、DADiSPの標準の関数以外のもので、過去にDADiSPの利用者からの要望に応えて作成した、応答関数を中心にした特別仕様の関数を集めたものです。ただし、あまりにも特殊なものは除いてあります。
Unit/CRFの関数は、DADiSPのSPLによって作成されていますので、C言語を理解できる方ならSPLファイルをご覧になればアルゴリズムなどはご理解いただけます。なお、これらを自分で作るにはかなりの時間がかかるものと思われます。関数の利用は、メニュー方式で必要な機能を選択することによってデータの解析ができるようになっています。

主な機能

  • 振幅応答
    単純にスペクトラムの比を取るもの、ピーク値を取る周波数成分について計算するもの等8個の関数があります。
  • 位相応答
    入力、出力に関してそれぞれのFFTを取った後、周波数成分ごとの商を求めその偏角を計算、入出力の特徴に合わせて6個の関数があります。
  • コヒーレンス
    この計算では、計算誤差が問題になりますので、それを考慮して、8個の関数があります。
  • フィルタ
    電源(50/60Hzおよび高調波)からの雑音を取り除くフィルタとして、さらに拡張して任意の周波数およびその高調波を取り除くフィルタとして作成。
  • PSDの平均
    PSDの平均(窓なし)、PSDの平均(hanning) 、PSDの平均(hamming)、PSDの平均(kaiser)。
  • その他
    列データの(拡大、シフト)、前回平均値比較機能、相互相関(正規化)、移動積分。

振幅応答、位相応答、コヒーレンスについて

次のグラフは、w1のスペクトル状の入力信号、w2が出力信号単純にスペクトラムを取って各周波数成分ごとに比を取ればw3のグラフになります。しかし、少し工夫すればw6の様なきれいなグラフが得られます。

次は、特定の周波数成分しか持たない波についての入出力です。 単純に、スペクトラムの比をとれば、w4のようになります。しかし、w6のように、必要な周波数成分だけを表示することも可能です。

入出力の各周波数成分ごとの位相差についても同様です。
単純にFFTの商をとり偏角を求めると w5の様になりますが、
w4では必要な部分だけがきれいに表示されています。

コヒーレンスの計算もw4とw5を比較すれば、その効果は明らかです。

2. フィルタ

電源からの雑音は50Hz(60Hz)の波と、その高調波からできています。
特定の周波数の波とその高調波を取り除くフィルタを作りました。