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製品情報3DEXPERIENCE Works Simulation

3DEXPERIENCE Works Simulation 製品情報ページ
3DEXPERIENCE Works Simulationとは

3DEXPERIENCEプラットフォーム上で利用可能なAbaqusテクノロジーを搭載した構造解析ロールです。

Product Outline 製品概要

3DEXPERIENCE Platformとは

  • 3DEXPERIENCE Platformは、ダッソー・システムズが提供するクラウドベースのシステムです。
  • 製品開発プロセスに関わるすべてのユーザーが、リアルタイムにどこからでも同じモデルにアクセスでき、共同作業ができるようなツールや機能が集約されています。
  • 3DEXPERIENCE Platformを土台にして必要な解析「ロール」を導入することで、高価なハードウェアがなくても、Abaqusテクノロジーを搭載した高度なシミュレーションを使用できます。
  • 線形、非線形、熱(定常、非定常)、固有値、座屈、動解析、疲労など実施したい解析タイプに合わせたロールの選択が可能です。
  • 3DEXPERIENCE Platform クラウドの価値
  • 3DEXPERIENCE Platformはより革新的な製品開発のために必要な環境です

3DEXPERIENCE Works Simulationのロール

  • 3DEXPERIENCE Works Simulationでは、静解析・動解析・疲労解析を実施できる6個のロールが用意されています。

    製品

    概要と機能

    Structural

    構造解析ツール

    ・線形静解析、固有値解析、線形座屈解析、熱伝導解析、線形動解析(モード法)

    ・非線形静解析、粘弾性/クリープ解析

    ・非線形動解析(衝突・落下)、不規則振動、非線形座屈解析

    ・アセンブリの部品間に結合/カップリング/仮想ボルト

    ・四面体、六面体のメッシュ作成

    ・材料キャリブレーション(試験結果からの材料モデル作成)

    Durability(注1)

    構造解析+疲労解析ツール

    ・高サイクル疲労(弾性範囲)

    ・低サイクル疲労(塑性範囲)

    (注1)Durabilityロールには、Structural Performance EngineerもしくはStructural Mechanics Engineerが含まれています

  • 3DEXPERIENCE Works Simulationの6つのロール
  • 構造解析ロール Structural Designer[SRD]

    Structural DesignerロールはAbaqus線形ソルバを使用して線形静解析、固有値解析、線形座屈解析、定常熱伝導解析などが含まれています。主に強度解析及び熱応力解析を行いたいエンジニアや設計者向けです。設計品の固有周波数、座屈荷重係数、温度分布なども確認できます。

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  • 構造解析ロール Structural Engineer[SLL]

    Structural EngineerロールはAbaqus線形ソルバを使用して線形静解析、固有値解析、線形座屈解析、定常熱伝導解析、線形動解析が含まれています。主に静解析と動解析を行いたいエンジニアや設計者向けです。設計品の固有周波数、座屈荷重係数、温度分布、振動による過渡応答、周波数応答なども確認できます。

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  • 構造解析ロール Structural Performance Engineer[SFO]

    Structural Performance EngineerロールはAbaqusテクノロジーの陰解法が搭載されていることにより、非線形静解析、複雑な接触の伴う非線形問題や、マルチステップ解析、非定常熱伝導解析、高度な材料モデルの利用、高度なメッシング機能など、SOLIDWORKS Simulationでは難しかった高度なシミュレーション機能を提供します。

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  • 構造解析ロール Structural Mechanics Engineer [SSU]

    Structural Mechanics EngineerロールはAbaqusテクノロジーの陰解法と陽解法が搭載されていることにより、非線形動的問題、衝撃問題、落下解析、ランダム応答解析、材料キャリブレーション(材料試験データから材料ライブラリを作成)、パラメトリックデザインスタディ(設計寸法の最適化)など幅広い解析機能が含まれています。

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  • 構造解析ロール Durability Performance Engineer[FGP]

    Durability Performance Engineerロール はAbaqusテクノロジーおよびfe-safe 疲労シミュレーション技術を搭載しています。設計エンジニアは、高価な試作品や時間のかかる物理的な試験を必要とせずに、構造的な整合性だけでなく、最終製品の耐久性を迅速に把握し、実生活における性能を判断することができます。Structural Performance Engineerロールの機能が含まれています。

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  • 構造解析ロール Durability Mechanics Engineer[FGM]

    Durability Mechanics Engineerロール はAbaqusテクノロジーおよびfe-safe 疲労シミュレーション技術を搭載しています。設計エンジニアは、高価な試作品や時間のかかる物理的な試験を必要とせずに、構造的な整合性だけでなく、最終製品の耐久性を迅速に把握し、実生活における性能を判断することができます。Structural Mechanics Engineerロールの機能が含まれています。

    image18.png

Features 特徴

3DEXPERIENCE Works Simulationの特長① 使いやすさ

  • 分かりやすいインターフェース
  • 操作を手助けするアシスタント機能を搭載
  • SOLIDWORKSとの統合によりSOLIDWORKSから3DEXPERIENCE Works Simulationへアクセスが可能
  • SOLIDWORKSユーザ向けにSOLIDWORKSのモデルデータや解析設定を3DEXPERIENCE Works Simulationへ転送可能
  • 3DEXPERIENCE Works Simulationの特長1 使いやすさ
  • SOLIDWORKSから3DEXPERIENCEへのデータ移行

3DEXPERIENCE Works Simulationの特長② 強力

  • Abaqusテクノロジーを使用して解析時間短縮や高度な解析が可能
  • 四面体メッシュ以外に六面体による作成や要素タイプの割り当ても可能
  • Abaqusテクノロジーである「一般接触」を使用することで、相互作用が自動的に検出可能となり、容易に接触設定が可能
  • 3DEXPERIENCE Works Simulationの特長2 強力
  • Abaqusテクノロジーを使用した高度な解析

3DEXPERIENCE Works Simulationの特長③ 共有

  • クラウドベースを生かし、設計者、解析専任者、設計管理者などコラボレーション可能
  • 情報の一元化が可能なため、すべての関係者が同じデータを参照可能
  • プロジェクトメンバー間でのリアルタイムな情報共有が可能
  • エンジニアのローカルマシンのリソースを開放
  • 大規模なモデルをリモートで解決
  • 3DEXPERIENCE Works Simulatuionの特長3 共有
  • 3DEXPERIENCE Works Simulatuion 共有

Package Products パッケージ製品

3DEXPERIENCE Works Simulationの6つのロールの主な機能は下表の通りです。

機能

Structural Designer
[SRD]

Structural Engineer
[SLL]

Structural Performance Engineer
[SFO]

Durability Performance Engineer
[FGP]

Structural Mechanics Engineer
[SSU]

Durability Mechanics Engineer
[FGM]

全体

3DEXPERIENCE Platformの必須条件

[IFW] , [CSV]

SOLIDWORKSとの連携

[UES]
(Collaborative Designer for SOLIDWORKS、SOLIDWORKS CADが必要)

クラウド上でのデータ共有、タスク管理

ソルバー・メッシュ・材料情報

Abaqusソルバー
(一般接触を含む構造シミュレーションソルバー)


(静解析ソルバー)


(静解析ソルバー)


(陰解法ソルバー)


(陰解法ソルバー)


(陰解法ソルバー)


(陰解法ソルバー)

マルチステップの解析
(一つの解析で荷重を順次に自動的に設定可能)

メッシュ作成[ソリッド・シェル・ビーム]

ソリッドのみ

四面体・六面体・四角形などの要素が使用可能

一般的な材料ライブラリ

塑性・超弾性・粘弾性・クリープなどの材料モデル

材料キャリブレーション(試験結果からの材料モデル作成)

解析種類

線形静解析・定常熱伝導・固有値・線形座屈解析

線形動解析(モード法)

非線形静解析・非定常熱伝導

非線形動解析(衝突・落下)・非線形座屈解析・不規則振動

設計最適化/DOE

疲労解析(高サイクルと低サイクルが可能)

解析実行

ローカルコンピュータを使用して解析を実行

4コアまで無料

4コアまで無料 8コアまで無料 8コアまで無料 8コアまで無料

8コアまで無料

クラウド上で解析を実行

4コアまで無料

4コアまで無料 8コアまで無料 8コアまで無料 8コアまで無料

8コアまで無料

トークンやクレジットを使用して解析を実行
(SimUnit Tokens,SimUnit 1K creditsのロールが必要)

Case Study 事例

  • 複雑な接触の伴う落下・衝撃解析
    3DEXPERIENCE Works Simulation

    複雑な接触の伴う落下・衝撃解析

    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    詳細を見る
  • 接触を伴う三点曲げ試験
    3DEXPERIENCE Works Simulation

    接触を伴う三点曲げ試験

    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    詳細を見る
  • 義足の衝撃解析
    3DEXPERIENCE Works Simulation

    義足の衝撃解析

    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
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Operating Environment 動作環境

3DEXPERIENCEは、クラウド適正確認ツールにてご確認ください。

Implementation Flow 導入までの流れ

  • お客様のご要望をヒアリング
    ヒアリング
    解析の種別、内容、評価したい項目 等
  • 複数のソフトから最適なものを選定します
    ソフトご提案

    お客様ご要望に最適なソフトを選定し、ご提案します。実際のソフトの画面や動作などもご覧いただけます。なお、ご提案内容に合わせて、「無料体験セミナー」や「ベンチマーク」も行いお客様要望にあったソフトであることをご確認いただきます

    「ベンチマーク」とは?
    一般的に解析ソフトはCADと比較しても高額となります。そのため、十分な費用対効果が無いと導入が難しいです。ベンチマークは、どのような解析が出来るのか、実際の現象と比較した差異はどうなるのかなどを検証する作業となります。


  •  導入後の運用も踏まえたご提案をいたします
    お見積り提示
    ソフトの費用と必要に応じて以下の項目についても合わせてご提案します

School & Support スクール・サポート

  • 3DEXPERIENCE Simulation Structural Designer

    3DEXPERIENCE Simulation Structural Designer

    開催日お問い合わせください
    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    • 来場型
    • 操作スクール
  • 3DEXPERIENCE Simulation Structural Engineer

    3DEXPERIENCE Simulation Structural Engineer

    開催日お問い合わせください
    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    • 来場型
    • 操作スクール
  • 3DEXPERIENCE Simulation Structural Performance Engineer

    3DEXPERIENCE Simulation Structural Performance Engineer

    開催日お問い合わせください
    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    • 来場型
    • 操作スクール
  • 3DEXPERIENCE Simulation Structural Mechanics Engineer

    3DEXPERIENCE Simulation Structural Mechanics Engineer

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    • 3DEXPERIENCE Works Simulation
    • 来場型
    • 操作スクール

※受講価格はお問合せください。
※本セミナーはお客様からご要望を受けてから開催させて頂いています。

Price 価格

価格は「製品お問い合わせ」よりお問い合わせください。

FAQ よくある質問

Q. 3DEXPERIENCEの基本的な使い方が分かるマニュアルや学習教材はありますか?

A. 3DEXPERIENCEでは「Learning Experience for 3DEXPERIENCE Works」のロールを購入することでeラーニング形式で学習することができます。

Q. 3DEXPERIENCE にてXCADと表現するCADは何ですか?

A. 3DEXPERIENCEは元々CATIA向けに開発されたソフトです。そのためCATIAファイル以外をXCADと表現しています。

Q. 3dxmlファイルとはなんですか?

A. XML(Extensible Markup Language)ファイルは、データの保存、転送または再構築用のファイルです。同様に、3dxmlとは、3DEXPERIENCEで扱われているCADデータや解析条件などを持っているファイルです。

Q. 3DEXPERIENCE Works Simulationで境界条件などを設定する際、部品の表示/非表示を切り替える方法を教えてください

A. 部品の上にカーソルを合わせて、F7キーを押下すると非表示、F8キーを押下すると表示に変更できます。

Q. 構造解析や流体解析の解析結果内の凡例を移動および拡大縮小する方法を教えてください

A. 凡例を一回クリックすると結果モデルが半透明の表示に切り替わります。その状態で、凡例の上でマウスの中ボタン(ホイール)を押しながらマウスを動かすと凡例を移動することができます。また、半透明の状態でCtrlキーを押し、凡例の上でマウスの中ボタン(ホイール)を押しながら上下に移動させると拡大縮小が行えます。

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